Harmonie "Diary" Chromatique

Harmonie Chromatiqueの日記帳です。

わたしがなぜ怒っているか?

さて。

いくつかの即売会に対して私が怒りを覚えていることは、このblogやtwitterをご覧いただいていれば分かると思います。
ですが、なぜ怒りを解いていないのか、説明したことがそういえばなかったなと思いまして。

基本スタンス(まとめ)

うちのサークルは大手じゃありません。発言に影響力もないし、潰されても気にする人は少ない程度の小さなサークルです。
だからこそ、自分たちが安全に表現を続ける環境は共感によって認められるのではなく、基本的人権によって勝ち取らなければならないのです。

小さなサークルであれば叩いて潰してもかまわない、とM3準備会の過激スタッフのような人たちに二度と思わせないために、私たちは怒りを突き上げています。

以下長いので折りたたみます。

 まずは本丸、M3準備会とか

M3の件については、事案の概要は何度も言っている通り。
あるスタッフが、私のサークルを含むいくつかのサークルを名指しして同人音楽社会からの追放を公然と呼びかけるという事件がありました。名指しされたサークルのうち複数がM3の世界からの引退を余儀なくされたという結果から見ても、スタッフの言動は大規模即売会のスタッフとして適切なものでは決してありません。
何度か当該スタッフから間接的に理由を聞く機会がありましたが、合理的な理由の説明を受けることはできませんでした。彼女にとっては一定の不快感があったのだろうという推測はできますが、単に気に入らないサークルがいるからそのサークルを社会的に排除するというもくろみは一般個人でも妥当な考えではありません。ましてや彼女はM3の昔ながらのスタッフ。表に出して良い考えでは決してありません。

とはいえ、彼女の言動についての怒りはもはやそれほど強いものではありません。それ以上に、彼女を止められなかった、もしくは彼女の言動を否定できなかったM3準備会の組織自体に怒りを覚えています。

 私のサークルは、決して大手ではありません。発言の影響力で社会を変えられるような大手さんとはちがいます。だからこそ、小さなサークルを狙い撃つこの手の不適切な行為に対しては怒りを常に表明しなければならないのです。この怒りは私のサークルに限らず、他の小さなサークルのため、つまりみんなの表現の自由のための怒りです。

つい最近、私のもとにこんな相談がありました。これこれこういう企画をしたいが、M3準備会から怒られないだろうか、排除されないだろうか、と。
M3準備会があの件を「止めなかった」ことは、多くのサークルに不安を抱かせているのです。いつ自分たちに火の粉が降りかかるか、その恐怖を抱きながらもM3しか大きなマーケットがないからM3に参加せざるを得ないという状況は、どう見ても健全ではないと信じます。

では、どうやって怒りを終わらせるか?

まず、一番大切なことはお詫びをいただくことです。ただ、形式的なお詫びを非公開でいただくだけでは足りないことも多いです。
M3準備会の件についても、非公開では代表の相川さんからお詫びをいただいております。もともと相川さんとは何度かお話したこともあり、彼のスタンスから見てスタッフの過激な言動は彼が指示したものではないだろう、とは考えていました。

ですが、非公開では意味がありません。なぜならこの件は元々の発端が公然に行われたものです。なので、M3準備会からのステートメントも公開で行う必要があります。
ただし、公開で行うべきステートメントは、実は謝罪でも何でもありません。「彼女の言動は、M3準備会の見解とは異なるものである」ことを明確に表明することです。
*1今後M3に参加&同人音楽の世界に参入したいサークルに対して、M3準備会がそのような恣意的な排除に与することはないことを改めて明確に表明することには、価値があるのではないでしょうか?
なにせ準備会の一人はそういう意図的な排除行為をやりましたからね。単純に自由を支持するだけでは、M3準備会のスタンスとしては不足ですよ。

ついでに、浦賀の即売会中止事案とか

これ本体は、まあ「あっちゃいけないこと」なんですが、個人的な問題ではありません。自分自身が被害者ではないです。なので、今となっては当然追いかけるべき案件ではありますが、大半の人たちに対しては大した怒りは持っていません。
今でも怒りを持っているのは、2つのグループの人です。まずは1つめ、存在しない知財を振りかざしてイベント中止を迫った人。本当にそういう枠組みだとしたら思いっきり法的マターです。大企業*2の名前を騙って変な法務アクションを起こしている誰かがいるということですし、そもそも知財の根幹をぶっ壊す犯罪だろうが。なんですが、こちらはまあ「他人が犯罪やってるから」程度の怒りにすぎません。普通にテレビを見て犯罪のニュースが流れてて、容疑者に対して覚える程度の怒りです。

むしろ本丸はもう1つ、あの件を追いかけている人たち。彼らは「記憶にとどめるため」と主張して、当日の「説明会」とやらの録音音声の書き起こしやMLログが生のままで飛び交ってるようですが、普通に考えてみてくださいよ。東電ふくいちレベルでさえ謝罪記者会見の原文の書き起こしとか、社内MLとか、生の形で出てきてますか?政府事故調は相当深いところまで調べてるみたいですが、生ログの公開に関してはけっこう慎重な立場取ってますよ。*3

武雄~佐賀県の件もそうなんですが、基本「みんなが幸せになれる落としどころ」が存在しない糾弾のための民間レベルでの調査ってのは有害無益だと思ってます。*4
浦賀の件、さっさと全部まとめて警察or検察に託しましょうよ。個人で手を出せる調査じゃないですよ、この先は。

 

*1:実のところ、その表明が「当時できなかったこと」についてもお詫びいただいています。ですが、この表明は今からでも遅すぎるものではないはずです。

*2:あの件で権利者の可能性がある名前というと、普通に考えて住友とかIHIとかの名前が飛び交いますよね

*3:政府事故調の「ヒアリング記録」だって生ログじゃありませんし、黒塗りもかかってます。

*4:その意味で高木さんの調査は武雄批判にしかなってないんですよ。それもtwitterクリップでしょ?あれじゃ2ch-erの炎上を誘発する連中とほとんど変わらないレベルです。

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